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[~のくせに」虹色カルテから

執筆者の写真: 久保まゆみ久保まゆみ

#「虹色カルテ」というTV朝日(木夜9時)の番組がある。


山奥の小さな診療所を舞台にした、

心温まるドラマである。

出てくる人は皆善人で、だけど、というより、

だから、

皆それぞれに辛い過去や悲しい現実を抱えている。


その中で、診療所のメンバー3人が

互いを戒め合うための

ゲームを始める。

#「~のくせに」といったら、

ボードに付箋を貼り付けるゲーム。

「~のくせに」というのは

ジェンダーだ。

「男のくせに・・」「女のくせに・・」等々

さらには

「医者のくせに・・」


「患者のくせに・・」

「可愛い顔しているくせに・・」


思いこみと偏見がこの言葉の中に潜んでいる。

私達はいつの間にか、

この「~のくせに」をいっぱい いっぱい

抱え込んでしまっている。


特に私達親を縛り付けてしまうのが、

「親のくせに・・」ではないだろうか。



親のくせに、子どもを平等に愛さないのは間違っている。

親のくせに、子どもを公平に叱らないのはいけない。


親として「かくあるべき」に縛られている。

#親業訓練講座

を受講すると、その1回目、多くの方が楽になった、

とおっしゃる。

中には、1回目の受講後、「受講してすごく楽になったので」

友人達にも紹介して

2回目から一緒に受講したい、

とおっしゃる方までいる。


親としての仮面から解放されて、

一人の人間として、

一人の人間である我が子に

向き合うことができるのが

親業訓練講座なのである。




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