コロナ騒ぎがTVでも色々話題になっています。それを見ていてちょっと不思議な気がしています。
例えば「不要不急の外出を自粛して下さい」というメッセージに対して、「”不要不急”っていわれても、具体的に言ってもらわないと分からない」等というコメンテーターやタレントがいることです。
私達はそんなにも自主的にものを考えることができなくなっているのでしょうか?自分にとって、不要不急かどうか、他人に判断してもらわないといけないなんて、こんな恐ろしいことはありません。
これからの社会では、言われたことをそのまま行動するような人は生き残れません。そんなことはロボットで十分間に合うからです。自分で考え、判断し、行動できる自主性のある子どもこそ、これからの社会に必要とされています。
教育もようやくその重要性に気づいて、教育の在り方を変えようとしています。
それでは、どうしたら、自主性のある子どもを育てることができるのでしょうか?
ゴードンメソッド、親業こそ、それに応えることができる、と確信しています。
親の言葉かけが、子どもが自ら考える力を育てていくことになるのです。
例えば、居間に子どものおもちゃが広がっています。その時「片付けなさい!」とあなたが怒鳴って、子どもが渋々片付けをするとしたら、それは「言われたからやる」だけのことです。子どもは自分で何も考える必要がないし、考えようともしません。
でも、こんなふうに言われたらどうでしょうか?
「居間におもちゃがいっぱいだとさあ、ママ踏んじゃいそうで、こわいよ」
子どもは自分の行動があなたにどういう影響を与えているか、がわかります。さらに、何も指示されていないので、「こわいよ」と言っている大好きなママを助けるにはどうしたらよいか、自分で考えることになります。そうした言葉の積み重ねが子どもの自主性を育てることにつながるのです。
そうした子どもの自主性を育てる上で効果的な言葉かけを、ご一緒にあなたも学んでみませんか?
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